- 清洲本社
開発テーマは、省エネ・省資源の新たな銅合金鋳造技術、世界的潮流である鉛フリー製品の拡大。
大連工場の操業とともにその使命を統括・研究開発・営業にシフトした本社工場。現在、全力で取り組んでいるのが、省エネ・省資源を前提とした21世紀型の鋳造工場のあり方、あるいは、世界的に求められている鉛フリー製品の拡大・普及です。具体的には、減圧凍結システムによる新たな銅合金鋳造技術の研究開発、関連企業も含めての鉛フリー製品創出のシステムづくりを進めています。水道用素形材メーカーとして業界・社会に貢献するために研究開発は私たちの最重要課題です。
- 岐阜工場
広域ネットワークを円滑に機能させる流通の拠点。在庫管理・お客様サービスの要。
1999年8月に完成した岐阜工場。その第一の使命は、生産拠点の大連と密接な連携をとり、迅速な納品体制を可能にする流通拠点であること。そのためにITを駆使したリアルタイムの管理体制とともに広いスペースを確保した立体自動倉庫を備え、大型トラックによるスピーディーな搬入出を可能にしています。また、倉庫に隣接して生産も行っています。清洲本社、大連と結び効果的な流通・在庫管理を担う岐阜工場は、広域ネットワークを円滑に機能させる意味で私たちの要となっています。
- 大連開晨閥門有限公司
1991年、100%出資企業として中国、大連経済技術開発区に設立。1995年、JISマーク表示承認工場に。
1991年、欧米企業も多数進出する大連経済技術開発区に操業をはじめた大連開晨閥門有限公司。1995年にはバルブ業界で初めて中国におけるJISマーク表示承認工場として許可されるなど質的・量的に高い能力を養い、私たちの主力生産拠点に成長しています。世界的な鋳造製品へのニーズに応えるべく清洲本社と一体となって新技術・新システムの導入を積極的に推進。環境面も含めたグローバル品質を生み出す鋳造工場として一層の充実を図るとともに中国の発展にも寄与する会社をめざしています。
- VINA JAPAN VALVES LTD
ベトナム工場稼働開始。
海外生産拠点の中国を補完すべく世界第2位の経済成長率(2016年)を誇るベトナムに目を向けました。特にハイフォン市がある北部の人たちは日本人によく似ていると言われ、非常に勤勉です。まだ設立間もないですが、今後日本や中国から技術指導に、また現地従業員を来日させての技術研修など研鑽に励み、1日も早い生産拠点化を目指してまいります。また将来的には現地での製品販売も視野に入れており、ベトナムのインフラ整備にも貢献したいと考えています。