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株式会社加藤製作所

1947年、銅合金の鋳造を生業として愛知県清洲に創業した加藤製作所。以来60年以上、鋳造技術の研鑽に努め、水道用バルブ、継手、給水栓など、素形材の専門メーカーとして水道用器具や水回り機器の大手メーカーにさまざまな製品を提供している。鉛フリー青銅合金を使った「減圧凍結鋳造システム」を世界で初めて実現、鋳造業界が直面している鉛フリー化、軽量化の問題を解決、環境にもやさしいモノづくりを進めている。

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我が社の強み

鉛フリー化を実現!水道用素形材のスペシャリスト

創業以来60余年、水道用素形材の専門メーカーとして技術・ノウハウの蓄積に努めてきた加藤製作所。青銅製の水道用バルブを主力製品としているが、最大の強みは、製品の鉛フリー化、軽量化を達成する目的で開発した「減圧凍結鋳造システム」だ。また、設計から組立まで、すべてを自社で手がけるスムーズなワンストップ製造システムも高い評価をいただいている。


鉛フリー青銅合金を使った世界初の「減圧凍結鋳造システム」

鋳造業界が直面している鉛フリー化、省エネルギー、省資源という課題を解決すべく当社が世界で初めて開発に取り組んでいるのが、鉛フリー青銅合金を使った「減圧凍結鋳造システム」だ。-40度で凍結させた鋳型に1200度で溶解した金属を流し込んで鋳物を作る画期的なシステムで、鋳物の薄肉・軽量化の実現、騒音や粉塵などの公害の防止、産業廃棄物のゼロ化も見えてきた。

減圧凍結鋳造システム

ワンストップ製造システムによる青銅合金鋳物生産

設計から型製作、鋳造、加工、組立まで、すべてを自社で手がける、スムーズなワンストップ製造システムも当社の強みのひとつだ。これは開発の清洲本社、生産の大連、流通の岐阜という3拠点によって構築された円滑なグローバルネットワークによって支えられている。

ワンストップ製造システム

水道用製品だけでなく、新たなアプローチでニーズに応える

歴史に培われた高い鋳造技術を持つ企業として、新たなアプローチも始めている。織田信長と清洲城といった地元・清洲のPRとなるオブジェは、その技術を如実に表現。熟練の職人の手によるアート作品として注目されている。さらに、青銅を用いた美しい花瓶など、オリジナルの造形物も制作。今後もニーズに幅広く応えながら、技術力のアウトプットをしていく予定だ。

熟練の職人の手によるアート作品