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株式会社加藤製作所

1947年、銅合金の鋳造を生業として愛知県清洲に創業した加藤製作所。以来60年以上、鋳造技術の研鑽に努め、水道用バルブ、継手、給水栓など、素形材の専門メーカーとして水道用器具や水回り機器の大手メーカーにさまざまな製品を提供している。鉛フリー青銅合金を使った「減圧凍結鋳造システム」を世界で初めて実現、鋳造業界が直面している鉛フリー化、軽量化の問題を解決、環境にもやさしいモノづくりを進めている。

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世界へのメッセージ

環境に配慮した節水技術を世界のインフラ整備に提供したい

グローバル化が進むなか、1991年に中国大連市に工場を建設し、生産の中心拠点をシフトした加藤製作所。今後は、中国をはじめとする新興国の発展、環境問題向上に寄与するべく、低コストで節水機能と鉛フリー性能を併せた水道器具を開発し、さらなる販路を海外に拡大していきたいと考えている。


グローバル品質の水道用素形材を提供

水道用バルブ、継手、給水栓など、素形材メーカーとして水道用器具や水回り機器の大手メーカーにさまざまな製品を提供している当社。その製品は、精度・耐久性はもとより、国内水質基準やEUによるRoHS規制への対応など、省エネルギーや環境にも配慮した世界に通じるクオリティが基本だ。

水道用器具

中国・大連の工場を生産の拠点に

1991年より量産拠点としてシフトしたのが、中国・大連経済技術開発区に建設した「大連開晨閥門有限公司」。1995年にはバルブ業界で初めて中国におけるJISマーク表示承認工場として許可されるなど質的・量的に高い能力を養い、ハイクオリティ・低コスト・短納期を実現している。

中国工場

節水技術を水不足に悩む世界の国々へ

今後は設計から型製作、鋳造、加工、組立までを行うワンストップ製造システムを中国工場だけでも構築していく予定だ。特に先進の節水技術を使った製品の数々は、中国をはじめ、水不足に悩む世界の国々へアピールしていきたいと考えている。

中国工場内